2020 No.35「思い、思われ、ふり、ふられ」

2020 No.35「思い、思われ、ふり、ふられ」
5点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性3点/5点)

2020年 日 配給:東宝

漫画家・咲坂伊緒による同名の恋愛少女コミックを原作に、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の4人を主要役に迎え、青春・恋愛映画を得意とする三木孝浩監督が実写映画化。私は、昔から恋愛青春映画のジャンルは大好きで、齢50を超えた現在でも、心が洗われるような快感を味わっている。作品中の恋愛ドラマ内容そのもので、あーでもない、こーでもないと恋愛論をぶつようなことは今となってはさすがに全くないが(学生時代は、例えばTV「東京ラブストーリー」を見るたび、親友と恋愛の在り方を朝まで語り合ったり、「ねるとん紅鯨団」の放映のたび盛り上がったりしていたものだが)、本作のように名演技の俳優と、娯楽性の高い脚本・演出が合わされば、十分に楽しめるのは幸せだと思う(笑)「君の膵臓を食べたい」(2017年公開)をきっかけに、すっかり浜辺美波ちゃんの大ファンになったのだが(宮﨑あおいちゃんは別格ね)、本作品もその透明感抜群の魅力は健在。親の再婚によって、赤の他人であった同級生が同じ屋根の下で暮らすことになるとか、一時は感情がもつれた4人ともがハッピーになるだとか、違和感大有りではあるも、それぞれの感情を丁寧に描いていたことで、十分娯楽性の高い作品に仕上がっていた。また神戸高校や、大丸山公園、神戸市営地下鉄西神山手線の沿線各地など、10数か所の神戸各地がロケ地になっていたことも、個人的に楽しめた。私は同名コミックを読んでいないので原作との比較はできないが、コロナ禍で触れ合いが少なくなっている中、本作品のような青春ドラマはオススメである。