2020 No.21「ジュディ 虹の彼方に」

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2020 No.21「ジュディ 虹の彼方に」
4点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性2点/5点)

2019年 英 Judy

ミュージカル「オズの魔法使い」の名曲「Somewhere Over the Rainbow」を、わずか14歳の少女時代に世に知らしめたことで知られる女優ジュディ・ガーランドの伝記ドラマを、レニー・ゼルウィガーを主演に迎えルパート・グールド監督が映画化。日本で公開された時には、既に第92回アカデミー賞にて主演女優賞を受賞したこともあり、また感動を呼ぶ名曲も盛られていることもあって、期待大きく観賞に臨んだ。ジュディ・ガーランドが蘇ったかと思わせるほどのレニー・ゼルウィガーの熱演振りに異論はなく、ステージ魂や大スターのオーラを十分に演じていた。ただ、幼い時から私的自由を奪われ、光り輝くスター街道とは裏腹に酒と薬でしのぐ中で私生活は堕落していくというあまりにありがちな題材からくる限界からか、作品そのものには斬新さがなく、しっかりと記憶に残る作品になるとは思えなかったところは残念。国際的な映画祭各賞に、レニー・ゼルウィガーが選ばれている割に、作品そのものはたいして受賞していないことにも表れている。もっとも主演女優賞にノミネートされていた他の女優の顔ぶれを見ても、2019年は不作の年だったのかなあと改めて感じた。

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