2020 No.11「AI崩壊」

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2020 No.11「AI崩壊」
5点!/10点(斬新さ3点/5点+娯楽性2点/5点)

2020年 日 配給:ワーナー・ブラザース映画

近未来において国民各個人の住所、性別、年齢、家族構成、職業、年収、健康状態、病歴、犯罪歴等の情報が一元管理されるのではという危惧をもって、様々な議論が始まっている現代であるが、本作品はそういった近未来、すなわち個人情報を一元管理するシステムが重要なインフラとして組み込まれている社会を具現化しているところが斬新であった。システムの開発者である主人公を大沢たかお、共演者に賀来賢人、広瀬アリス、岩田剛典、松嶋菜々子、三浦友和らを迎え、脚本・監督の入江悠が映画化。スケールの大きな社会問題を映画の尺約130分で解決させるのであるから、都合の良すぎるある得ない展開や、矛盾や無理のある内容で、ツッコミどころ満載だが、心を大きくして臨めば面白いこと請け合い。ただ、少し気付きが良ければ、真の犯人が登場と同時に目星がつき、その後の捻りがなく分かりやすい伏線によって早い段階で確信してしまう点は、作品の緊張感を奪ってしまった。脚本家が違えば、尚一層のサスペンス感溢れる娯楽性の高い作品になっていたであろう。

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