2019 No.21「ラストタンゴ・イン・パリ 4Kデジタルリマスター版」

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2019 No.21「ラストタンゴ・イン・パリ 4Kデジタルリマスター版」
2点!/10点(斬新さ1点/5点+娯楽性1点/5点)

1972年 伊・仏合作 Last Tango in Paris

イタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が1972年に映画化した本作品は、当時故国イタリアで上映禁止処分になった他、アメリカなどでは一部シーンがカットされる等、生々しく過激な性愛描写の為、世界中で問題視された。45年以上時を経た2018年11月に、ベルトルッチ監督が死去したことを受け、追悼企画として4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開となったもの。妻が自殺したことで人生に絶望し悲哀に暮れていた中年男のポール役をゴッドファーザーのドン・コルレオーネ役で有名なマーロン・ブランドが、そのポールと愛なきセックスに耽る20歳前の純真な娘のジャンヌ役をマリア・シュナイダーが演じた。物語は退廃的で、ねっとりと絡みつくようなガトー・バルビエリのサックス音楽も絡み合う。脚本的にはまったく面白みはなく、オヤジ目線でマーロン・ブランド演じるポールに感情移入をしてみたが、物悲しさ、人間らしい憐れな性(さが)しか感じられなかった。

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