2019 No.52「アド・アストラ」

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2019 No.52「アド・アストラ」
4点!/10点(斬新さ3点/5点+娯楽性1点/5点)

2019年 米 Ad Astra

地球外生命体の探索に旅立ってから16年後、地球から43億キロ離れた太陽系外縁で消息不明になった父を、同じく宇宙飛行士になった息子が宇宙軍上層部から特命を受けて捜索の旅に出る、という脚本を起こしたジェームズ・グレイ監督が映画化。味のある存在感を発揮するトミー・リー・ジョーンズが父親役を、そして名優ブラッド・ピットがが息子役を演じるのだが、表面的には感情を制御し冷静で従順な軍人でありながらも、困惑・苦悩・怒りの感情を心の内にもつ奥行きのある役を演じたブラピは、天才的!宇宙を舞台にした一般的な作品とは明らかに違う世界観をもつ本作品は、戦争もロマンスもなく、ただ父子の間の情、家族愛を描いている点や、ともすれば単調な映像(展開)である点で、娯楽性に欠けるとも言えるが、ブラピの秀逸な演技は必見の価値あり。「彼方の無だけを見てそばにあるものを見なかった」とのブラピの台詞も強く印象に残った。

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