2019 No.25「空母いぶき」

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2019 No.25「空母いぶき」
5点!/10点(斬新さ3点/5点+娯楽性2点/5点)

2019年 日本 配給:キノフィルムズ

かわぐちかいじ原作のコミック「空母いぶき」を、西島秀俊と佐々木蔵之介の共演、伊藤和典と長谷川康夫の脚本、若松節朗監督で実写映画化。20XX年、国籍不明の勢力により日本最南端沖の領土の一部が占拠され、海上保安庁の隊員も拘束される事態が発生し、政府が航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心に艦隊を現場に派遣する展開の作品。今日現在のわが国で、憲法9条の改正や「専守防衛」からもう一歩踏み込んだ自衛隊の在り方等が議論されている中で、重いテーマに取り組んだ点や、豪華俳優陣、自衛隊協力の下での迫力ある戦闘シーン等のスケールの大きさは、見応えあり。ただ、自衛隊・政府・マスコミ・一般人といった“4つの視点”で描かれるも、そのどれもが中途半端な掘り下げになっているところ、またリアリティからかけ離れているところが、演出力不足なのか脚本の弱さなのか製作費低予算のせいなのか、も一つ面白さ、娯楽性に欠ける作品であった。

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