2019 No.24「轢き逃げ 最高の最悪な日」

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2019 No.24「轢き逃げ 最高の最悪な日」
5点!/10点(斬新さ3点/5点+娯楽性2点/5点)

2019年 日本 配給:東映

俳優・水谷豊がオリジナル脚本を起こし、2作目となる監督として出したもので、水谷の得意とするワールドで真骨頂をみせた感のある作品であった。タイトルの通り、若き女性が轢き逃げされ亡くなる事件から始まる人間ドラマで、ほぼ加害者側の状況や心情の描写から始まり、被害者の両親(水谷豊、檀ふみ)が登場するのは中盤に差し掛かってからという珍しい展開。私は結構すぐに真の悪人(サイコパス的な役)を見抜いたが、クライマックスにかけてミステリー風、サイコスリラー風になっていくも、ラストシーンにみられる加害者の贖罪、被害者遺族のグリーフケアなどの問題を丁寧に扱った脚本・演出に水谷豊の人柄を感じた。中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、岸部一徳らが共演。ロケ地はほぼ全て神戸市内であり、私の母校の建物や、六甲アイランドにあるお気に入りレストラン「feel」や小磯記念美術館が映し出された時にはさすがにテンションが上がった。轢き逃げ現場は東灘区の山手の住宅街で、他にも三宮駅高架下やハンター坂等々よく分かる風景にも楽しませてもらった。

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