2019 No.45「タロウのバカ」

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2019 No.45「タロウのバカ」
3点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性1点/5点)

2019年 日本 配給:東京テアトル

大森立嗣が監督・脚本を手がけ、3人の少年の自棄で刹那的な暴力性に満ち満ちた日常を、現代社会の問題も風刺しながら描いた物語。観る前にある程度予想をしていたものの、無力感と苛立ちがヒリヒリと観る者に伝わり、終始いたたまれない気持ちに襲われた。偶然手に入れた1丁の拳銃がもたらした感情の吐露、「好きって何?」と繰り返される台詞、主演3人組の一人で16歳のYOSHIの神がかった演技は物凄かった。彼は、香港人の父と日本人の母をもち、ハイストリートブランド「OFF-WHITE(オフ-ホワイト)」のモデルとして風靡しているようだが、タロウの役は彼の他では務まらなかったであろう。私は俳優としての菅田将暉の大ファンで、期待通りの個性が嵌った演技であったが、彼に負けず劣らずのYOSHIには驚かされた。また計算のうえでの演出だと理解できるのだが、小学生っぽい太っててブサイクな女の子が超音痴で歌い続けるシーンなど、不快指数200%!いやはや、いろいろな意味でとても疲れた鑑賞であった。

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