2019 No.40 「火口のふたり」

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2019 No.40 「火口のふたり」
4点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性2点/5点)

2019 日本 ファントム・フィルム

直木賞作家・白石一文の小説「火口のふたり」を、柄本佑と瀧内公美の共演、荒井晴彦監督・脚本で実写映画化。本作品全編は、基本的に共演者二人のみで描き切っている特徴があり、また東日本大震災後の東北を舞台としている。従兄妹同士という背徳感の中で「体の言い分」に正直に従って没入する二人を描いている為、R18の制限が付いているが、「生きるとは」「愛するとは」といったテーマを演技派の二人が見事に演じていた。私は、実は作家白石一文の大ファンで、彼の作品は全て読んでいる。その殆どの作品には、「生と死」や「愛するということ」を深掘りしたテーマがあり、そういう意味で本作品の映画化に大きな興味をもったのだが、映画というエンターテイメント性にはやや不向きな小説であったかなと感じた。

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