2017 No.5 「アラビアの女王 愛と宿命の日々」

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2017 No.5 「アラビアの女王 愛と宿命の日々」
3点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性1点/5点)
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2015年 米・摩洛哥合作 Queen of the Desert

「砂漠の女王」と呼ばれ実在したイギリス人女性ガートルード・ベルの半生を描いた伝記ドラマを、ニコール・キッドマン主演、ベルナー・ヘルツォーク監督により映画化。
20世紀初頭、イギリス鉄鋼王の家庭に生まれ、オックスフォード大学を卒業した上流階級の娘ガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)は、上流階級の窮屈さに馴染めず、父の許しを得てイギリスの生活を捨て、元々関心の高かったアラビアへと渡る。
「アラビアのロレンス」で知られるT・E・ロレンスに比べ彼女の知名度は低いが、実際にはロレンスよりも十数年早くアラビアの地に赴き、イラン、ヨルダン、シリアなど約2,500キロにも及ぶ旅を続け、各地の主要な部族と交流して信頼関係を築き、「イラク建国の母」と称されるまでになったようである。
そのような冒険心に満ち、上流階級出ならではの気品に満ちた立ち居振る舞いをキッドマンが好演。
来年にも50歳を迎えるとは思えないほどの、透き通った肌と、吸い込まれるような美貌は健在!
それを拝める上で、本作は価値が高いものの(笑)、苦言を呈せば、あまりにもベタな「少女の初恋か?」と思わざるを得ないような「恋愛」が作品の前半で展開される。
キッドマンの年齢を知っている私にとっては、「そんな年齢で、そんなウブな恋愛に身を焦がされても、、、」とやや興醒めするしかなく、、、(笑)
前半の展開、そして愛する男性との別れ、、、この背景があってこそ、後半のまるで「未亡人」であるかのような彼女の生きる姿勢が、そのまま歴史に残る生き方につながったのかと考えると興味深いものがあった。
ジェームズ・フランコ、ロバート・パティンソン、ダミアン・ルイスらが共演。

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