2016 No.144 「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」

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2016 No.144 「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」
5点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性3点/5点)
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2015年 米 Freeheld

第80回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した実話「フリーヘルド」(2007年)を元に、ゲイを公表したロン・ナイスワーナーが脚本を務め、ピーター・ソレット監督が長編映画化。
「アリスのままで」(2014年)の主演で、第87回アカデミー賞の主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーアが、本作では末期ガンにより余命僅かの中、自分が亡くなった後で同性のパートナーが遺族年金を受け取れるように権利を求めて闘う姿を熱演していた。
難病患者のなりきり役が続いた訳だが、衰弱していく様の演技は圧巻。
本作への参加を機にレズビアンであることを公表したエレン・ペイジ(同性パートナーのステイシー役)と共に、心のこもった演技であった。
LGBTの社会的問題を背景に、多種多様な価値観を認めてもらい権利の平等を求めるテーマに並行して、どのようにその人らしく生きていくか、守るべき大切なものは何かといった「愛」も大きなテーマとして描かれており、爽やかな感動を受ける作品であった。
ストーリー展開は、平凡なものであったが、共演のマイケル・シャノン、スティーブ・カレルを含め、俳優たちの好演が娯楽性を高めていた。

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