2016 No.130 「ミュージアム」

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2016 No.130 「ミュージアム」
2点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性0点/5点)
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2016年 日 ワーナー・ブラザース映画

超人気俳優小栗旬とヒット作を量産する大友啓史監督による今話題の本作を観てきたが、個人的に敢えて厳しく酷評したい(笑)
公開後すぐに観たのだが、酷評するには早すぎると1週間黙ってきた(笑)
でも、小栗旬大好きな特に女性の皆様は、観に行かれたらきっと楽しめるはず!
というのも、仕事の多忙を理由に家族の心を壊す夫(父)であり、本人もそのことを悩み、もがき、車に何度も引かれ、犯人にリンチされ、身も心もまさにボロボロになる彼の姿に、母性本能がくすぐられること必至だからである!
年に1、2度しかない娯楽性点数「0点/5点」にした理由を、、、と思うのだが、これから本作を観に行かれる方は、観に行く前に、この先を読まないで欲しい!
、、、、、、、、、、、
私が強く不満に思ったのは3点!
まず1点目、劇場公開前の公式プロモで発表されたので、私も観る前から知ることになったのだが、猟奇的犯人「カエル男」=「妻夫木聡」だと初めから分かっちゃってしまっている件。
髪も眉もない猟奇的犯人を、好青年役が比較的多いあの妻夫木聡が、普段の人相とはまるで別の雰囲気で演じていることへの「驚き」を得ることが出来なかった!
映画公開後はそういった情報が拡散され、個人的に情報をシャットアウトしない限り耳に入ってしまうことは仕方がないが、本作では映画館で観た時に「一体この俳優誰なんだ?」と思わせ、エンドロールで「エッ!!!ツマブキだったのかあ!!!」として欲しかった。
それくらい主人公刑事役を演じた小栗旬より、「カエル男」のキャラは特異で良かったのだが、サプライズ演出よりも「小栗旬に加えて、妻夫木聡も出てますよ!」と商業的宣伝を優先したのだろうか?
驚かせてもらえなかったことが残念で不満な点。
次に2点目、猟奇サスペンス映画としての宣伝と演出の件。
映画好きな方なら、観に行く前から本作の「予告編」を目にした方が多いと思うのだが、犯行内容を映像と文章でバラし、誰が真のターゲットになるかも明らかにし、肝心なところが早くからネタバレしていた!
ジャンルが猟奇的サスペンスなら、どのような不気味で怖い事件が起きるのか?誰が犯人で誰が追いつめられるのか?といったことを色々想像させるものだと思うのだが、本作では公開前のプロモ展開でそういった想像力を全て奪った点も真に残念で不満だった。
それなら中身のグロさに期待!!といったところだが、、、
最後の3点目はその「グロさ」が中途半端な件。
確かにそこそこグロい。
でもR指定にもなっていないレベル!
原作にかなり忠実な感じで映画化したらしいが、それが原因なのか、これまた中途半端な人間ドラマを混ぜている。
それが本作の狙い=テーマなのかもしれないが、私にとっては、グロさを軸に考えても不満足、人間ドラマを軸に考えてもまったく不満足となれば、娯楽性を感じることができなかった。
ましてや私は男性。
あまり好みでない尾野真千子が、本作では意外にも可愛く見えたことは収穫であったが、小栗旬や妻夫木聡にときめくことはない(笑)
偏見も含み勝手言うなら、暴力映画得意の韓国人監督に作ってもらいたかった。
恋人を猟奇的犯人(チェ・ミンシク)に惨殺された刑事(イ・ビョンホン)が壮絶な復讐を行う「悪魔を見た」(2010年)のグロさ・怖さを思い出してしまった。
公開間もないことや、また人気俳優出演の話題作であることに配慮して(笑)、「娯楽性無し」とした理由を丁寧に書かせていただいた。
二人の人気俳優の熱演は見応えあるので、斬新さは標準の「2点/5点」とさせていただいた。

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