2016 No.111 「少女」

Pocket

2016 No.111 「少女」
5点!/10点(斬新さ3点/5点+娯楽性2点/5点)
640
2016年 日 東映

湊かなえによる同名小説を、本田翼と山本美月を主演に迎え、三島有紀子監督が映画化。
「告白」(2010年)の時の緊張感や俳優達の渾身の演技を期待して臨んだのは勿論。
本作は主演二人の演技力の不十分さと、それによる娯楽性のイマイチさを感じざるを得なかった。
特に本田翼について、これまで彼女が出演したいくつかの作品を観て思うのは、周囲から浮いた(KYっぽい)オーラが魅力なのかもしれないが、役に魂があまりこもっていないように感じるのだ。
脚本が良い作品に出るケースが多いだけに、彼女によって残念な気分を味わうことが正直多い。
さて本作の内容だが、さすがは売れっ子作家の作品だけあって、引き込まれた。
人間の心の暗闇を描いているので、9割方「小説でなら楽しめるものの、これを映像化する?」っていう気分になったが、残り(最後の)1割部分で大きく振り子が反対に振れるが如くの感動が実に良い!
家庭内の暴力や周囲からの虐め、大人の醜い社会から受ける傷など、心が痛くなるような題材を取り上げている中、主演二人の選定について他の選択肢はなかったのだろうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA