2016 No.95 「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」

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2016 No.95 「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」
4点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性2点/5点)
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2014年 米 Little Boy

太平洋戦争勃発の頃を背景に、米国西海岸のとある町に暮らす8歳の男の子ペッパー(ジェイコブ・サルバーティ)が、戦地に赴いた大好きな父親が帰ってくるように、健気に頑張る姿をアレハンドロ・モンテベルデ監督が映画化。
ペッパーは町の中で特に背が低いことから「リトル・ボーイ」と周囲に揶揄われていたわけだが、このあだ名について、私がピンと予感したことが的中した作品でもあった。
人種差別、貧困、いじめ、等の社会問題を題材にしているが、優しくて明るい父親(マイケル・ラパポート)、愛情深い母親(エミリー・ワトソン)、現地住民から厳しくバッシングを受けながらも毅然としペッパーに優しく接する日本人(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)ら共演者の役柄や演出で、全体的に温かな作風であった。
「Little Boy」が爆発したニュースに対するアメリカの町の人々の反応と、爆発後の悲惨な映像が映し出された対比は、「戦争の現実」を静かに訴えていた。
米国人目線で展開しているので仕方のないことではあるが、日本人の私にとっては、正直やや抵抗を感じる部分も多かった。

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