2016 No.75 「シング・ストリート 未来へのうた」

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2016 No.75 「シング・ストリート 未来へのうた」
5点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性3点/5点)
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2015年 愛・英・米合作      Sing Street

「ONCE ダブリンの街角で」(2007年)「はじまりのうた」(2013年)を世に出したアイルランド・ダブリン生まれのジョン・カーニー監督が、自伝的作品として、バンドを組んだ少年の恋と友情を、家族愛や兄弟愛も交えて描いた作品。
不況にあえぐ85年のアイルランド、ダブリンが舞台。
父親が失業し学費の安い荒れた公立校に転校を余儀なくされた14歳のコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、街で見かけた年上の少女ラフィーナ(ルーシー・ボーイントン)に惚れ、振り向かせようとの想いから慌てて仲間と共にバンドを結成する。
両親の喧嘩も絶えず崩壊しそうな家庭環境の中で、前向きに生きようとする少年が音楽とともに希望を育てていく姿が健気で何とも爽やか。
「ハッピー・サッド」という言葉が作中出てくるが、悲しみとともにある喜び、喜びとともにある悲しみを両方受け入れて、それを希望に変えていくことが、音楽であり生きることだと伝えてくる。
ジョン・カーニー監督も、80年代ブリティッシュサウンドに憧れた72年生まれ。
作中にもDuran Duranの「リオ」をはじめ、A-ha(アーハ)やザ・ジャム、ザ・キュアー、ダリル・ホール&ジョン・オーツらの名曲が流れノスタルジーたっぷり!
またオリジナル曲も秀逸!関西、関東ともミニシアター系列での上映であるが、是非!

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