2016 No.64 「64 ロクヨン 後編」

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2016 No.64 「64 ロクヨン 後編」
5点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性3点/5点)
20160428-rokuyon03
2016年 日 東宝

まずは本当に偶然のことであるが、今年映画館に足を運ぶこと第64回目は、なんと「64 ロクヨン」!
毎年100本以上観続けておれば、たまには面白い巡りあわせもあるということなのか(笑)
さて本作の「64 ロクヨン」は、昭和64年~天皇崩御の為たった7日間しかなかった64年を表わしており、その時期に起きて、未解決のまま時効が迫る身代金目的の誘拐殺人事件が題材。
人間の強さや弱さ、家族間や組織間での様々な人間関係・人間模様を重厚に描き出した横山秀夫の小説「64(ロクヨン)」を瀬々敬久監督が映画化。
主演の佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、永瀬正敏、三浦友和らが共演し、皆が好演しており、原作を変更したとも聞くが、十分に重厚な展開を楽しめる娯楽性の高い作品であった。
全篇通して、主演佐藤浩市の露出が高く、彼の代表作にもなるであろう演技振りであったが、その彼を超えるほどの存在感振りを発揮していたのは、誘拐され殺された娘の父親役を演じた永瀬正敏である!
ネタバレになるので詳しくは書けないが、台詞少ない中でここまで人間性や背負っているもの、執念を深く掘り下げて演じきったのはさすがとしかいいようがない!
正直、脚本はありきたりで、演出の細部に少し粗さも目立つが、俳優たちの迫真の演技は是非観る価値があるものと思う。

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