2016 No.61 「ヒメアノ~ル」

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2016 No.61 「ヒメアノ~ル」
4点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性2点/5点)
20160518012055
2016年 日 日活

古谷実の同名コミックを、「V6」の森田剛主演で、吉田恵輔監督が実写映画化。
快楽連続殺人犯の森田正一役を見事なまでに森田剛が演じており、元高校の同級生で平凡な日常を送っていた岡田役に濱田岳、この二人を交錯させるきっかけとなったユカ役に佐津川愛美、安藤役にムロツヨシが共演。
これら出演者の体当たり演技は、見応えがあり記憶に残るレベル。
エグさ、グロさ、エロさが過激な為、R15+の制限付きであり、TVではなく映画でこそ楽しめる娯楽性の高い作品でった。
タイトルの「ヒメアノ~ル」は聞きなれない言葉だが、ヒメトカゲという小型トカゲの一種。つまり「基本的に被食者であること」を暗喩したものであるが、被食者が捕食者に変貌するその暴力の連鎖のような描き方が面白かった。
様々な「対照」を取り入れた演出や撮影法で、日常に潜む危険と恐怖がすぐそばにあるという感覚を浮き彫りにし、主人公森田の暗く深い心の闇をうまく描き出していた。
作中、タイトルの「ヒメアノ~ル」 を出してくる絶妙なタイミングも、ウ~ンと唸らせられた。
この作品、映画通な方、特にサイコ好きな方は必見かも。
私は原作コミックを見ていないが、ラストの趣が原作と映画とで異なっているそうで、原作を読まれた方も改めて楽しめるのではないだろうか、、、

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