2016 No.20 「スティーブ・ジョブズ」

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2016 No.20 「スティーブ・ジョブズ」
4点!/10点(斬新さ2点/5点+娯楽性2点/5点)

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2015年 米 Steve Jobs

アップル社の共同設立者スティーブ・ジョブズ氏の伝記ドラマを、マイケル・ファスベンダーを主演にし、ダニー・ボイル監督が映画化。
これまでの彼の伝記ものでよく取り上げられた、ガレージ時代(青春時代)の創業話、新製品開発の過程、新製品発表のプロモーションそのものは取り上げず、84年のMacintosh、88年のNeXT Cube、98年のiMacという3つの新製品発表会の舞台に焦点を合わせ、その舞台裏で信念を貫く姿、強い我を通す姿を描いていた。
本作の脚本の特筆すべきは、成功と挫折、そして復活といった彼の半生を軸にしながら、元恋人やその彼女との間の娘リサとの確執・和解といったエピソードも描いているところ。
そこでは、人格面や親としての欠陥ともいえる彼の未熟な面も浮き彫りにしている。
ジョブズの素顔を体当たり熱演したマイケル・ファスベンダーと、脇を固めるケイト・ウィンスレット、セス・ローゲンら共演者との、劇中のぶつかり合い(激論や会話の応酬)は鳥肌物の迫力であった。オスカーの主演男優賞にノミネートされたのも頷ける、、、
本作でのジョブズの言葉数は非常に多く、その言葉の中から彼の心の葛藤や生き様を感じ取れるユニークな作品であった。

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