2016 No.14 「オデッセイ」

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2016 No.14 「オデッセイ」
6点!/10点(斬新さ3点/5点+娯楽性3点/5点)

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2015年 米 The Martian

アンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」を、マット・デイモンを主演に迎え、巨匠リドリー・スコット監督が映画化。
火星上の探索中、嵐に見舞われ、止む無く火星にたった一人取り残され、それからのサバイバルを描いたものだが、スーパーポジティブな主人公とその彼を演じるマット・デイモンの好演が、大きな感動を誘う物語であった。
火星上での作物栽培や水の精製など科学的考察が雑だと本作品に批判的な声も多いようだが、それらについて娯楽映画として大目に見たとしても、私は映画作品として他にやや不満を感じた。
それは、中弛みや間延び感を否めないところ!救出計画や試みについて、失敗・絶望と成功・希望を組み合わせてはいるのだが、概ね都合よく順調に事は運び、その段取りに時間をかけすぎているところが原因かもしれなかった!
観客に退屈さを感じさせない演出としては、主人公を取り巻く人間関係に「保身」や「断念」「慈愛」「正義」など様々な感情をぶつけ合わせて緊張感をもたせればより深みのある作品になり得たかと思う。
これだけ魅力的な主人公を描いたのだから、作品全体にももっと高度な演出が欲しかったというのが、より贅沢を求めた感想。
間もなく発表されるオスカーに、7部門ノミネートされているが、主演男優賞受賞の可能性は感じるも、作品賞などはいかがなものかなと予想、、、(笑)

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